JFN: 土井香苗さんとの対談

全国28のFMラジオ局で放送するJFN『ON THE WAY ジャーナル』のパーソナリティを務めさせて頂いた。今回のゲストは、国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」東京オフィス代表の土井香苗さん。土井さんは、「東京大学在籍時に当時史上最年少で司法試験に合格→5年間の弁護士勤務→ニューヨーク大学で修士号を取得→世界最大規模の国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチのニューヨーク本部に勤務→2009年に東京オフィスを開設して代表に就任」とのキャリアを歩まれてきた方である。そんな土井さんに、人権保護から見える世界の今、時代の見方・歩き方についてお話を伺わせて頂いたのが今回の対談となる。

そのキャリアヒストリーを文字面で見るとバリバリの女性社会起業家のように想像してしまいがちであるが、とてもナチュラルでフランクにお話をして下さる姿が印象的であった。NGO/NPOといったソーシャルセクターにおいて活動を続けていくためには、やはり何よりも本人の強い信念が問われる。その分、ややもすると唯我独尊タイプに陥ってしまう方々も過去に多く見てきたが、土井さんはそのバランス感覚がとても良い方という印象を受けた。強い信念とともに、活動を推進していく上でのフレキシビリティを持ち合わせること。それは、よりインパクトのある社会活動を実現する上で必要不可欠なKSF(成功の要諦)だと思う。