JFN: JICA五味誠一郎さんとオイスカ高田絵美さんとの対談


先週に引き続き、今月下旬に全国30のFMラジオ局で放送されるJFN "ON THE WAY ジャーナル WEEKEND”の対談パーソナリティとして番組を収録。各界で活躍する有識者を招いて「時代の視座」をテーマに対談する当番組で、今週のゲストは、独立行政法人国際協力機構 JICA 広報室広報課より「なんとかしなきゃ!プロジェクト」運営事務局を務める五味誠一郎さん、そして、プロジェクトの加盟団体である公益財団法人オイスカより国際協力部の高田絵美さん。国際協力や開発途上国支援をテーマに、先週の続編としてプロジェクトの取り組みや現地視察のお話などを伺った。

2週にわたってお話を伺う中で、支援と被支援の関係性についても考えさせられた。国際協力や開発途上国支援というと、1方向のベクトルとしての支援のイメージが想起されやすいが、社会的な課題を解決していくためには“みんなで一緒に”進める必要がある。外部からの専門的知見がなければ、なかなか課題解決の糸口は見つからない。しかし、外部からの一方的な支援では、現地の方々の主体的な行動意欲は生まれない。その意味で、開発途上国支援というよりは、国際的に一緒に取り組む社会問題解決というスタンスが望ましいのかもしれない。