SONY dot park トークセッション


六本木ヒルズアリーナで開催されたSONYの『dot park(ドット・パーク)』スペシャルプログラム「PS3の技術と未来を語るトークセッション」のMCを務めさせて頂いた。ソニー・コンピュータエンタテイメント SVP ソフトウェア開発プラットフォーム開発部部長の豊禎治さんと家電芸人として活躍中のTKO木本武宏さんを迎え、PS3と3D立体視ゲームの秘密に迫るトークセッションである。最初にTKO木本さんをステージにお迎えしてお話をした後、会場のみなさん全員に3Dグラスを配って、アリーナに設置された大画面で3Dゲーム立体映像を体感した。デモ映像のレーシングは凄い迫力。実際、会場のみなさんからも「おぉぉぉぉ」という喚声が出ていた。そこで、Play Stationの生みの親とも言える豊さんの登場。PS3に3D立体視が加わって未来のゲームはどう変わるかについて熱く語って頂いた。


僕もゲームの世界における3Dというものを今回初めて体験したのだが、実際に体験してみないとその凄さが分からないというのは本当であった。なるほど、確かに凄い。体験して僕がすぐに思いついたのは、「この技術を“ゲーム感覚での教育コンテンツ”として活用したらきっと面白いに違いない!」ということだった。教育コンテンツといっても幅広いが、3Dの特性にマッチしそうだと思ったのは、例えば…研修医のトレーニングゲームとして患者を3Dバーチャルで手術しながら成長していくRPGとか、料理のトレーニングゲームとして一人暮らしを始める料理素人がバーチャルで料理を学びながら成長していくRPGとか。そこで、早速、楽屋にいる時に豊さんに伺ってみたところ、確かにその方向性も大いにあり得るとのこと。教育コンテンツのクリエーターを手がける自分としても、是非この切り口を検討してみたいと思ったのであった。