山梨県富士吉田市「あいシステム」開発の最終フェーズ
今日は、東京駅と富士山駅を往復しました。山梨県富士吉田市で小中学校の先生方のペーパーワークを減らすシステム開発プロジェクトの年度末レビューです。富士吉田市と慶應義塾大学SFC研究所の連携プロジェクトとして2012年度から取り組んできた「あいシステム」の開発は、まもなく最終フェーズを迎えます。
自身は2011年度から慶應義塾大学SFC研究所で地域情報化コンソーシアムの教育分科会に参画し、慶大チームとしてさまざまな自治体の教育分野に関する行政課題をITで解決する研究を進める中で、富士吉田市のみなさんと出会いました。市で教職員の事務作業の効率化を検討されていることを伺い、20n12年度から共同プロジェクト化するに至ったものです。
プロジェクトでは、教職員のみなさんが膨大な帳票作成業務でご苦労されている現状を改善するために、パソコン上の簡単な操作で必要な帳票を効率よく作成できるシステムを構想しました。小中学校の先生方に開発プロセスに参加していただき、慶大チームの監修のもと、富士吉田市・教育研修所が先生方の意見を集約し、地元ITベンダーのコムさんが開発をして下さいました。全小中学校でシステム本稼働の山場を迎えます。