SFC Radio Navigator Contest 2011
慶應SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)の秋祭でSFCラジオナビゲーターコンテスト2011最終選が開催され、審査員として参加させて頂いた。昨年8年ぶりに復活したラジオDJコンテストで、学生団体の音像工房&R20による運営とDJ事務所FM BIRDの協力によって今年も継続実施。今年は5人のファイナリストが最終選に出場し、特設ステージ上でオリジナル番組を披露した。コンテスト審査員は、J-WAVE編成局制作部プロデューサーの桐山直人さん、DJ事務所FM BIRD社長の長倉シュタッフ牧子さん、事務所所属パーソナリティの自分の3人。昨年のコンテスト受賞者の田野香澄さんによるMCとともに、次々と個性的なファイナリストが番組を繰り広げ、非常にエキサイティングな時間となった。
コンテストというのは、参加する人も応援する人も運営する人もワクワクする特別な機会。確かに最終選そのものは数時間にも満たぬ間に完結するものの、そこに至るまでには半年以上の時間がかけられており、そのプロセスで様々なドラマが生まれる。自分は大学2年の20歳のときに初めてエントリーしたZIP-FMのミュージックナビゲーターコンテストで頂いた受賞をきっかけとして、より深く表現を探求する道を広げさせて頂いた。以後、経験を重ねれば重ねるほど表現活動の奥深さを感じ、飽くなき探求が面白くチャレンジの連続。そのような扉を開くきっかけを与えてくれるのがコンテスト。今回の機会を通じて様々な人に様々な形の扉が開かれたことを想像すると、そこに生まれた無数のドラマが目に浮かぶ。