アメージングパゴダ 〜その後光の向こうに〜


ヤンゴンのシンボルと言えば、シュエダゴン・パゴダ。市内のどこからでも目に入るゴールデン・ストゥーパ。神聖な空気が漂う夜は、ひときわ趣深い。3年ぶり4回目の対面となるシュエダゴン・パゴダは、変化を遂げる都市とは裏腹に、以前と変わらぬ荘厳な面持ちを湛えていた。静寂の中に人々は祈りを捧げ、おびただしい数の仏陀たちが彼らを包み込む。そして、後光の電飾が輝きを増した。電飾仏陀。明るいナショナルの如く、後光の電飾は人々の心を照らすのかもしれない。今宵もまた電飾が眩しい。