チェンマイ突撃☆スカベンジャーハント
非営利教育機関Learning Across BordersのThai Civil Society Program2日目。20人のグループでタイ・バンコクから約1時間のショートフライトでチェンマイに到着後、Scavenger Hunt(スカベンジャー・ハント)を実施。数人で構成するチームを複数作り、街に繰り出すTo-Doリストを各チームに与えるウォークラリー。ゲーム感覚で街を探索しながら現地への理解を深めることを目的としたもので、現地のNGO活動家の協力を得て実施した。リストには、「Take a photo with local students in uniform(制服を着た現地の学生と一緒に写真を撮ってきてください)」「Get local fruits in currently in season(旬の地元産フルーツを手に入れてきてください)」など、20項目を超えるお題が書かれている。今回、自分も参加者側に加わってチェンマイの街を探索した。
チェンマイは、メガシティーのバンコクに比べると徒歩で十分に回れるコンパクトシティー。ミャンマー人のチームメイトとともにTo-Doリストをこなしながら突撃を繰り返した。道ゆくタイ人を唐突に呼び止めて現地情報を聞き出したり、工科大学のキャンパスに突撃して生協らしき店で物品を調達したり、寺院の裏口に侵入して袈裟着たお坊さんにディープに詰問したり…。スカベンジャー・ハントというよりは、ミッション・インポッシブルのイーサン・ハントだ。あっという間に制限時間の3時間が経過して、全チームでのレポーティングを行った。今回の経験を通じて、スカベンジャーハントは、初めて行く土地を理解するのに極めてエキサイティングで有効な手法であると体感。日本の地域視察においても十分に活用余地があるかもしれないとの閃きを得た。