タイプログラム2011スタート@バンコク
Learning Across BordersのThai Civil Society Programが幕を開けた。タイをフィールドにCivil Sosiety(ソーシャルセクター)のムーブメントを体感的に学ぶ1週間のインテンシブ・スタディープログラム。ディレクターのドワイト・クラークさんとともに、今回もファカルティとして参画することになった。早いもので、当NGOの活動を続けて11年目となる。もともとスタンフォード大学を拠点にドワイトさんが50年前に設立した非営利教育機関VIAの企画・運営で開始されたスタディープログラムで、アジアの大学生を対象に体感的な学びの機会を創出することが主たる目的。自身も大学4年の際に参加した経緯をもち、以来、気がつけば10年余にわたってマネジメントサイドで活動している。
今回のプログラムは昨年新設されたもので、20人のグループは半数が日本の学生、半数がミャンマーの学生で構成されている。初日から超過密スケジュールで、午前はバンコク郊外のスラムを訪ねて視察するとともに、当地を支援するデゥアンプラティープ財団でディスカッション。昼にはチュラロンコーン大学に足を運んで、ティティナン教授からタイの政治事情についてブリーフィング。さらに、 国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチのバンコクオフィス・ディレクターとのセッションが続いた。夜にはリフレクション・セッションとして一日の学びをグループで議論し、初日から熱いスタートを切ることになった。明日はチェンマイに北上して更にディープな日々が続く。今回はどんな1週間になるのだろうか!?